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VF-25 メサイア(ブイエフ・にじゅうご メサイア / ''Messiah'')は、テレビアニメ『マクロスF』、アニメーション映画『劇場版 マクロスF』およびその関連作品に登場する架空の兵器。 『マクロスシリーズ』の主要な兵器である、ファイター(航空機)・ガウォーク(中間形態)・バトロイド(人型)への三段変形機構を持つ可変戦闘機(ヴァリアブル・ファイター=VF)シリーズの一つ。愛称(ペットネーム)の「メサイア」は、ユダヤ教やキリスト教などで語り伝えられる「救世主」に由来する。プラモデルなどの玩具商品では、「メサイアバルキリー(''Messiah Valkyrie'')」と表記される。 メカニックデザインは、河森正治が実在の戦闘機「F-14 トムキャット」と「Su-27 フランカー」をモチーフに行った。 == 概要 == 『マクロスF』では主人公の早乙女アルトら主要人物達が搭乗する最新鋭機として活躍する。統合軍(新統合軍)の所属機である従来作品のVFとは異なり〔『マクロス7』の主役機であるVF-19改は、表向きは主人公の個人所有機だが、裏では軍がデータ収集目的で保守整備を行っているという設定である。〕、民間軍事会社に評価試験を兼ねて配備されているという設定を持つ〔評価試験自体は軍から委託されたものであり、軍の影響を全く受けていないわけではない。〕。 原点回帰という作品コンセプトから、機体デザインはマクロスシリーズの第一作『超時空要塞マクロス』に登場するVF-1 バルキリーを踏襲しているが、シルエットはより大型かつ曲線的な形状となり、変形方法も大幅に変更されている。機体の頭部形状やカラーリングは、VF-1の各バリエーションやパーソナルカラー機を踏襲することで、パイロットごとの個性を出している(マクロスF#メカニックを参照)。他のVFシリーズと同様に、スーパーパックやアーマードパックといった追加オプション装備も並行してデザインされた。なお、劇中では「スーパーパック」「アーマードパック」とされている〔BD「マクロスF」2巻付属ブックレット12頁-13頁〕が、プラモデルやDX超合金などの玩具では「スーパーパーツ」「アーマードパーツ」と呼称されている。更に従来のVFにはない設定として、バトロイド形態限定装備で変形時に排除する必要があったアーマードパックを装着したままで変形できるようになっている。また『劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜』では、新設定装備であるトルネードパック(トルネードパーツ)が登場する。 「メサイア」はテレビ版放映中に『マクロスF』公式サイトでの一般公募から採用された愛称である。テレビ版では可変戦闘機の代名詞である「バルキリー」、または「VF-25」と呼称されていたが、劇場版では劇中の台詞としても「メサイア」と呼ばれる。メサイアという単語は、『超時空要塞マクロス』の劇中でリン・ミンメイが歌う「小白竜(シャオ・パイ・ロン)」の歌詞にも使われており、これが公募での選考理由の一つともなった。 放送終了後もバンダイなどからプラモデル・超合金・フィギュアといった関連商品が順次発売され、『マクロスエースフロンティア』などの関連ゲームにも登場している。なお、バンダイから発売されている商品の名が「メサイアバルキリー」であることから、各オプションパックが付属する派生商品の名は、その装備の名称を冠し「○○メサイアバルキリー」と表記される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「VF-25 メサイア」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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